市野々天満宮神踊り

高知県土佐市市野々(いちのの)は、よさこい節に出てくる「かんざしを買ったお坊さん=純信さん」の生まれたところ。

その集落に伝わる市野々「神踊り」は、およそ400年前戦いに疲れた兵士達を村人が優しく向かい入れ、うちわであおいで、心も体も癒してあげたことに始まりました。

唄い手さんの唄に合わせて、大きなうちわであおいであげるようなしぐさで、ゆったりと舞う、珍しいお祭りです。

衣装は、地元の人の手で手作りされてきましたが、今年約30~40年ぶりに、作りかえることなり、光栄なことに、ほにやにお声がけいだいたのです。

その衣装でのお披露目が、この秋10月17日(日)なのです。

最初の打ち合わせは1年半以上前。

単に衣装のお話だけでなく、歴史あるお祭りのかかえる様々な問題や、若い人が減っていく山村地域での皆さんの思いやり、この祭りへの誇り、郷土愛等々…
普段の暮らしでは考えていなかったことばかりで、とてもいい勉強をさせていただきました。

お世話役の皆さんの意見もまとまり、今年のよさこい前には、最終的な打ち合わせをして、サンプルを作り、やっと先日、総勢50人の衣装が出来上がりました!

市野々「神踊り」×ほにやのコラボレーション(^ー^)です。

4人のお稚児さんは、綺麗な色目の衣装に、そして、お稚児さんを囲む大人達は、白い着物に太い縦縞の木綿の野袴(のばかま)で渋い衣装に仕上がりました。

無形民族文化財にも指定された由緒ある市野々「神踊り」。

10月17日(日)

13時~の予定
ぜひ、市野々天満宮へお出かけ下さいませ!

■参考HP
純信さん・純信堂
http://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=942
神踊り
http://maturi.lolipop.jp/maturi/2007/maturi82.html